最新号175号
「落語の時代へ-繁昌亭三周年」
上方落語協会の定席として、「天満天神繁昌亭」がオープンして三年余。いまや上方の落語家は二百人を超え、定席が切磋琢磨の場となって水準を高めている。同時に新たなファン層も開拓して、入場者数は五十万人を突破した。一方で、地域寄席が増加し、アマチュア落語家も増えてきた。昨秋には、東西を通じて落語家初となる桂米朝さんの文化勲章受章という朗報も重なり、上方落語界は評価が高まるとともに活況を呈し始めたのである。落語の時代へ。好況の今、それを盤石のものとするため組んだ特集である。 |